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窪田正孝、世界のファンへメッセージ 『東京喰種 トーキョーグール』キックオフイベントレポ

6/2(金) 22:07配信

ぴあ映画生活

映画『東京喰種 トーキョーグール』のキックオフイベントが、6月2日に六本木のYouTube Space Tokyoにて行われた。『東京喰種 トーキョーグール』は、『週刊ヤングジャンプ』にて連載中の石田スイ原作による累計2200万部を誇るコミック。アニメ化、舞台化、ゲーム化を経て、7月29日に実写映画化となる。

『東京喰種 トーキョーグール』キックオフイベント/その他写真

イベントの登壇者には、主人公の金木研を演じる主演の窪田正孝、監督の萩原健太郎、松竹のプロデューサー永江智大、同じく松竹の常務取締役映像本部長である大角正、肖像を出していない石田スイも福岡と中継を結び、永江の持つタブレット上にて参加した。

はじめに窪田は、挨拶と共に1年前から今作の撮影がスタートし、CGの入った完成度の高いものとなったことを説明。萩原は世界中に原作のファンがいることを考慮した上で、「世界中の人に楽しんでもらえるものが作りたいという強い思いがあります」と述べた。今回のキックオフイベントは、ロサンゼルス、パリ、ベルリン、韓国と中継を結び、世界中に向けて通訳を挟みながら配信が行われた。映画『東京喰種 トーキョーグール』が、世界を視野に入れたプロジェクトであることが分かる。石田からは、タブレット上に「石田です」と一言メッセージが届き、それを永江が読み上げるとあまりの短い伝言に会場には笑いが起こった。

世界的な人気を誇る今作を映画化した経緯については、永江が「主人公の金木くんの等身大の物語に心打たれる部分がありました。原作を読んで大ファンになり、実写化したいという気持ちで石田先生をはじめ、出版社のみなさんにプレゼンをさせていただきまして、気持ちが伝わったのかなと思います」と語った。また、「松竹にとってどのような位置付けになる作品か」というMCからの質問に、大角は「松竹ないし、映画興行界の中で、一つのポジションを得たいと思ったからで。日本では世界中の映画が1150本くらい公開されています」と前置きし、「その中で強いのはアニメの作品です。松竹が目標にしているのは、今年度の実写映画のベスト5に入るのを狙っています」と宣言した。

実写化にあたり、石田の思いは「主演の金木を窪田さんでお願いできるのであれば観てみたいなと思いました。初めて、窪田さんを見た時に、グールの映画はやるつもりはないけど、実写化するならこの人がいいなと感じたので、そこが自分の中での映像化する意味だったのかなと思います」とメッセージにて伝え、その思いを窪田は謙遜した様子で聞いていた。窪田は「(石田から)直々にオファーをいただけるのは本当に光栄です」とも、後に言葉を残している。主人公である金木のオファーが来た時の気持ちについて、窪田は「サプライズ!」と世界中継を意識したコメントを入れつつ、「オファーを頂いた際に、原作を知りました。彼(金木)にとっては、悲劇だけれども引いてみればそれが喜劇になる。人間の美しさもそうだし、正当化する心もそうだし、人間って綺麗に生きていることを許されているんだなと。現実世界の突き詰めた問題というものを、エンターテインメントとしてメッセージがあったので、誠心誠意責任を持ってやりたいなと思いました」と真摯に答えた。

イベント内では、映画の配給国が23カ国、北米、ヨーロッパ、アジアにて公開されることも発表。実写映画としてこの数は異例であることを、大角が説明した。さらに、主題歌をRADWIMPSの野田洋次郎によるソロプロジェクト、illionが新曲『BANKA』を書き下ろし提供することもアナウンス。さらに、“トーキョーグールサポーターズ”と称した、世界のファン代表が中継にて登壇者へ質問を投げかける場面もあった。

イベント終了後、ひとり壇上に残った窪田は、「『東京喰種 トーキョーグール』という作品が、ひとりでも世界の方々に広まっていって欲しいなと心から願っています。大役ですからプレッシャーもありましたけど、スタッフみなさんで作った2時間の集大成をお届けできるように、これから頑張っていきたいと思います」と挨拶した。

取材・文・写真:渡辺彰浩

『東京喰種 トーキョーグール』
7月29日(土)全国公開

最終更新:6/2(金) 22:07
ぴあ映画生活

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