ここから本文です

ワウリンカが3回戦進出「すごくいい試合だった」 [全仏テニス]

6/2(金) 16:00配信

THE TENNIS DAILY

 フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(5月28日~6月11日/クレーコート)の大会5日目。

ワウリンカ、チリッチ、錦織らが3回戦へ、ベルディヒとフェレールはシードダウン [全仏オープン]

 男子シングルス2回戦で、元全仏チャンピオンのスタン・ワウリンカ(スイス)が、またも堅固なパフォーマンスを見せて3回戦に進出した。今大会ここまで1セットも落としていないワンリンカは、試合を通し、ベースライン近くから45本のウィナーを放ちつつアグレッシブに戦った末、6-4 7-6(5) 7-5でアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)を退けた。

「僕にとってもっとも重要なのはプレーの仕方だ」とワウリンカ。彼は2年前の全仏決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破って優勝していた。

「彼(ドルゴポロフ)はショットにバリエーションをつけ、緩急や回転などをうまく混ぜてくるので、難しいチャレンジだったよ」とワウリンカはコメントした。

 ドルゴポロフは18本しかアンフォーストエラーをおかさなかったが、ワウリンカはいくつかの素晴らしいショットでアクセントをつけた、欠点のないほぼ完璧なベースラインプレーをやってのけた。

「本当にすごくいい試合だった」とワウリンカは満足感を吐露した。彼は次のラウンドでファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦する。

「次もまた厳しい試合になるだろう」とワウリンカは言った。「(フォニーニは)ドルゴポロフ同様、予想のつかないプレーヤーだ」。

 それに先立つ試合では、カレン・カチャノフ(ロシア)が第13シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を7-5 6-4 6-4で倒す番狂わせを演じ、グランドスラム大会で自己初の3回戦に駒を進めた。

 ベルディヒに対し12本のエースを奪った21歳のカチャノフは、次のラウンドで“ビッグ・サーブ・コンテスト“に挑むことになる。彼は4回戦進出をかけて第21シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦するのだ。イズナーはパオロ・ロレンツィ(イタリア)に対する6-3 7-6(3) 7-6(2)の勝利の過程で21本のサービスエースを記録した。

 天気のよかったこの日、コート2には多くのドラマと涙があった。ニコラス・アルマグロ(スペイン)が左膝の故障のため、第29シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に対する第3セットの出だしに棄権したのだ。

 2009年全米チャンピオンのデル ポトロのほうも、この試合の間に右腿の上部にちょっとした問題を抱えることになった。彼は第1セットを6-3で取り、アルマグロが同じスコアで第2セットを取ったが、第3セット1-1となったところでアルマグロがプレー続行不可能となり、試合はそこで終わりとなった。

 アルマグロの左膝にはテープが巻かれていた。彼はプレーを中止すると膝に手を当てて、頭を振った。それから彼は手で頭を覆い、仰向けに倒れる前に、声を上げて泣き始めた。デル ポトロはネットを越えてアルマグロに歩み寄り、慰めようとした。

 女子のドローでは、第9シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)が予選勝者のアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を6-7(3) 6-2 6-3のフルセットの戦いの末に下した。ラドバンスカが2試合に連続して勝ったのは、1月のシドニーで決勝に進んだとき以来のことだ。

 今季のクレーコート・シーズンで、ラドバンスカは右足の故障のためマドリッドとローマの出場を断念していた。

「ここ数週間、私は健康の問題で苦労していたの」とラドバンスカ。「大会に先立ち、一週間しか練習ができなかった。だから3回戦に進むことができて、ただただうれしいわ」。

 ほかには第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と第14シードのエレナ・べスニナ(ロシア)も3回戦に駒を進めている。(C)AP (テニスマガジン/テニスデイリー)

Photo:PARIS, FRANCE - JUNE 01: Stan Wawrinka of Suitzerland hits a forehand during the men's singles second round match against Alexandr Dolgopolov of Ukraine on day five of the 2017 French Open at Roland Garros on June 1, 2017 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

最終更新:6/2(金) 16:00
THE TENNIS DAILY