ここから本文です

外国人に売り込め!福島の旅 プロからヒント「点ではなく線で」

6/2(金) 11:37配信

福島民友新聞

 日本旅行業協会(JATA、東京)は1日、郡山市で、大手旅行会社のインバウンド(訪日外国人誘客)関連担当者と、本県と宮城県の観光事業者との関係強化を図る東北初の商談会を開いた。2020年の東京五輪を控え、一層注目を集めるインバウンド観光。県内の観光事業者は、“旅行のプロ“の意見から、本県アピール策のヒントを得た。
 「インバウンドは点ではなく線で捉えるべきだ」。大手旅行会社の担当者は口をそろえた。昨年1年間の訪日客数は2403万9000人で過去最高を記録。一方で、担当者によると、日本に来る外国人がピンポイントで本県訪問を目的としているケースはあまりないという。
 東京や大阪など大都市部の宿泊施設が飽和状態となっている中で、首都圏に近い本県、宮城県への誘客が商機となっている。ある担当者は、他県の観光地との周遊を含め、体験メニューやご当地グルメなどを組み合わせた旅行プランの必要性を訴えた。
 酒どころ福島のPRに「キャラクターをつくっては」との提案も。ある担当者は、外国人の間ではさまざまなものを擬人化することがはやっているとし、全国新酒鑑評会で本県が金賞銘柄数5年連続日本一になったことに触れ「日本一をPRするメッセージ性を取り入れたキャラを作ると受け入れられやすい」とアドバイスした。日本旅行国際旅行事業本部商品開発チームの今村智香さん(47)は、スマートフォンで情報を得る外国人旅行者の動向を踏まえ、「無料Wi―Fi(ワイファイ)」の環境充実を指摘した。

福島民友新聞

最終更新:6/2(金) 11:37
福島民友新聞