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登り窯に3日火入れ 4年ぶり、福島・会津美里の会津本郷焼・宗像窯

6/2(金) 12:20配信

福島民友新聞

 福島県会津美里町の会津本郷焼の窯元・宗像窯は3日、東日本大震災の影響で大きな被害を受けた、伝統の登り窯に2013(平成25)年以来4年ぶり2度目の火入れを行う。

 窯は3日間焼き続け、見学もできる。12日に作品を取り出す窯出しを行う。

 登り窯は江戸時代中期に築かれ、町指定史跡になっている。

 最盛期には町に約40の登り窯があったが、現在稼働しているのは宗像窯の登り窯のみ。震災で窯の一部が崩壊したものの、本県出身の土木技術者らが修復を呼び掛けて「登り窯再生プロジェクトの会」を発足させ、13年5月に完成、火入れを行った。

 3日は、午前10時から神事の後に火入れをする。アカマツのまきを使い、最大1200度に達する窯の中に、ぐい飲みや花器などを入れて焼く。12日に熱が冷めた窯から作品を取り出す。

 宗像利浩8代目当主と9代目の利訓さんは「後世に残すべき窯なので、火入れの様子を見てほしい」と見学を呼び掛けた。

福島民友新聞

最終更新:6/2(金) 12:20
福島民友新聞