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東名・綾瀬IC開通不透明 用地2割未契約

6/2(金) 6:35配信

カナロコ by 神奈川新聞

 神奈川県綾瀬市の古塩政由市長は1日、来年3月に予定している東名高速道路綾瀬スマートインターチェンジ(IC)開通の見通しが立たなくなったことを市議会本会議で表明した。市が交渉を進めている事業用地の取得契約が完了していないことなどが理由で、開通時期は「本体工事のスタートのめどが立たず、いつになるかは決められない」とした。

【図】綾瀬スマートインターチェンジ

 同ICは同市小園の工業専用地域に計画され、事業用地は約2・9ヘクタール。中日本高速道路と県、同市の3者による協同事業で、市は2015年から約50の地権者と用地取得や移転補償の交渉を行ってきた。用地面積の約8割で取得契約が完了しているが、残り2割は移転先が見つからないことを主な理由に契約に至っていなかった。

 古塩市長は取材に対し、本年度中に用地取得の契約完了を目指す考えを示し、「供用開始に合わせて、事業計画を立てている事業者もあると思う。遅れることは申し訳なく思っている」と述べた。

 県が13年3月に策定した実施計画では、用地取得は14、15年度の2カ年としていたが、移転補償費の算定、移転用地の確保などに時間を要し、すでに1年遅れていた。

 綾瀬ICは自動料金収受システム(ETC)搭載車限定で、横浜町田ICと厚木ICの間に設置される計画。