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恩曽川の浸水想定図 豪雨多発で厚木市が初作成

6/2(金) 8:08配信

カナロコ by 神奈川新聞

 神奈川県厚木市は市内を流れる恩曽川の洪水浸水想定区域図を初めて作成、1日から市のホームページで公開した。住民の適切な避難行動などに役立ててもらうことが目的。

 恩曽川は規模が比較的小さく、市が管理する準用河川。ただ近年、温暖化の影響で集中豪雨が多発、水害リスクが高まっていることを受け、2015年5月の水防法改正で対策強化が求められた。

 被害想定は5種類。従来の「計画規模の降雨(1時間で最大50ミリ)」や新たに導入した「想定し得る最大規模の降雨(80分総量179・6ミリ)」などで作成した。浸水域は最大10メートル未満まで4段階に色分けしてそれぞれ表示、「早めに避難所へ」「逃げ遅れた場合は2、3階へ垂直避難」などの防災情報も添えられている。

 恩曽川は長さ約7キロメートル、流域面積12・5平方キロメートル。流域には住宅が点在し、病院や老人ホームもある。地元の公民館にも洪水浸水想定図を設置して住民に閲覧を呼び掛けるという。

 市では残る二つの準用河川についても同様の想定図を順次作成する予定。