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「夢は紅白」 逗子出身・山田姉妹 昭和歌謡に新しい息吹

6/2(金) 12:36配信

カナロコ by 神奈川新聞

 ことし2月に昭和の名曲をカバーしたアルバム「あなた ~よみがえる青春のメロディー」でデビューした、逗子市出身の双子ソプラノ歌手・山田姉妹が28日、平塚市中央公民館・大ホール(平塚市追分)で記念コンサートを開いた。ステージでは、アルバムに収録した「翼をください」のほか、「フニクリ・フニクラ」など18曲を熱唱。姉の華(25)は、「高校3年生の時、平塚市民センターで歌ったのが初めて。あれから数年たって、また縁がある平塚で歌えることがうれしい」と感謝した。

 ユニットは、東京藝術大学声楽科出身の華と、国立音楽大学声楽科出身の妹・麗(25)で結成。オペラやアリアを、デュエットで歌うユニークさと、2011年度の「ミス鎌倉」に選出された華、女優としてドラマ「3年B組金八先生」に出演経験がある麗の愛らしさなどが話題で、音楽番組「日本名曲アルバム」(BS-TBS)のほか、ラジオなどで活躍している。

 平塚での公演は、生まれた逗子の近くということもあり、客席は満員に。ウエディングドレスに身を包んだ2人が姿を現すと、割れんばかりの拍手が沸き起こった。

 白い猫耳形のカチューシャを頭に付けた「猫の二重唱」では、両手を招き猫のように丸め、「ニャーオ」と猫になり切って歌唱。間奏では、あくびをしたり、毛繕いをするなど、じゃれ合いながら歌い、会場から笑いが起こっていた。

 クラリネット奏者の母親の影響で、4歳でピアノと歌のレッスンを開始。小学校2年生の時に、「2人で歌手になろう」と決め、小学校の卒業文集に、「私たち歌手になります」と宣言。華は「夢は口に出すとかなうと言われた」と麗とうなずき合い、将来は「紅白に…」と声をそろえた。

 アルバムは、昭和歌謡が好きだという姉妹が、約100曲のリストの中から厳選した「雨やどり」(さだまさし)、「ひこうき雲」(荒井由実)など13曲が収録されている。