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黒川副知事が退任 「議論重ね 誇れる神奈川に」

6/2(金) 17:26配信

カナロコ by 神奈川新聞

 県の黒川雅夫筆頭副知事(65)が1日、2期目の任期を約1年残して退任した。県庁本庁舎の正面玄関に集まった職員や県議らに盛大な拍手で見送られ、43年間身を置いた地方自治の第一線に別れを告げた。

 黒川氏は「充実した43年間。かながわ教育ビジョンの策定は良い取り組みだった」と振り返り、東日本大震災の対応やロボット産業特区の推進も印象深いと語った。後進には「議論を重ね、誇れる神奈川をつくってほしい」と激励した。

 固い握手で見送った黒岩祐治知事は「誠心誠意支えてくれる大きな存在があったからこそ、やってこられた」と謝辞を述べた。

 黒川氏は1974年に入庁し、教育局長、総務部長、政策部長、理事を経て、松沢成文知事2期目の2010年に副知事に就任。13年から筆頭副知事として県政全般を総括し、14年に県政では15年ぶりに再任された。県議会や市町村などの信望も厚かった。副知事は2日から、中島正信氏が筆頭副知事を務め、浅羽義里氏と新任の首藤健治氏の3人体制となる。