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県展656点入賞・入選 県民会館で3日開幕

6/3(土) 5:00配信

北日本新聞

 県民会館で3日開幕する第72回県展の審査が2日行われ、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門の入賞・入選作656点が決まった。最高賞の「県展大賞」は30~80代まで幅広い世代の秀作が選ばれた。入選率は前回比2・6ポイント増の62・5%で、過去10年間で最も高かった。

 県展大賞は日本画が田中美喜子さん(72)=高岡市横田町、無職、洋画は岡田寿子さん(83)=富山市中番(大山)、主婦、彫刻は渡辺敏彦さん(63)=高岡市立野高池町、自営業、工芸は大野秋次さん(67)=南砺市山斐(井波)、人形作家、書は大木美佳恵さん(38)=高岡市中川栄町、県立高校教諭、写真は澤田規子さん(55)=同市羽広、病院職員=が受賞した。渡辺さんは洋画部門でも奨励賞に選ばれた。

 応募作品は前回より34点少ない1049点。入賞・入選作は7点増えた。入賞者の最高齢は工芸部門で佳作になった泉浩さん(84)=富山市越前町、無職、最年少は洋画部門で県展新人賞に輝いた坂本萌さん(18)=同市不二越町、富山第一高3年=だった。

 山本清県展実行委員長は「全体的に力作が多く、入選が増えた。新人賞のレベルも高く、県内の美術界に新風を吹き込んでほしい」と話した。

 3日は午前9時半から開会式があり、同10時から県外審査員が講評する。4日午後1時から県内審査員らによる作品解説がある。表彰式は6日午前11時半から。

 今回初めて開催する新人賞の受賞者による作品展は、12月から富山県美術館ギャラリーで開く。

 県展は9日まで。入場無料。県や県美術連合会、県芸術文化協会、北日本新聞社などでつくる実行委員会主催。

北日本新聞社

最終更新:6/3(土) 11:13
北日本新聞