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近海の取れたて鮮魚、家族ぐるみでもてなし 南城市玉城「奥武島海産物食堂」

6/2(金) 12:00配信

沖縄タイムス

 ニンニクの効いたビタローのふわふわの身が、バターの甘い香りとともに口いっぱいに広がる。近海の鮮魚を使ったランチを提供するのは南城市玉城奥武の「奥武島海産物食堂」。店主の知念正二さん(50)は「お客さまに来てよかったと思ってもらえるよう、取れたての新鮮な魚にこだわっている」と話す。

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 正二さんが「イマイユ」にこだわるのは両親の影響が強い。39年前に母の照子さん(78)が食堂をオープン。漁師だった父の正二郎さん(77)が釣ってきた新鮮な魚を料理して客に出していた。

 23年前に店を引き継ぎ、毎朝新鮮な魚を仕入れるほか、漁師の兄、正光さん(52)が釣ってきた魚を提供している。

 メニューは鮮魚を使った煮付けやから揚げ定食、魚汁など31種類を用意。中でもイカ汁定食はイカスミが濃く、割り箸が黒く染まるほどで、身も柔らかくて高齢者からも人気が高いという。

 定食類はマグロやタイ、セーイカの刺し身やモズクの酢の物、クーブイリチーなどの小鉢が付く。

 昨年10月には建物が老朽化したため、食堂を新しく建て替えた。島の特色を出そうと、知り合いから古くなったサバニの船底の板を譲り受け、テーブルとして再利用した。

 食堂は正二さんが魚をさばき、妻の一美さん(40)が焼き物や揚げ物を担当。3人の従業員と一緒に、アットホームな雰囲気で客をもてなす。

 夜はビールや泡盛などアルコール類も提供しており、チャンプルーやにぎりといった居酒屋メニューも40種類ほど用意している。模合など地元客中心ににぎわう。

 正二さんは「食べた後お客さんが笑顔になるのがうれしい。満足してもらえるように頑張りたい」と話した。(南部報道部・知念豊)

 【お店データ】南城市玉城奥武41。営業時間は火~金が午前11時30分~午後3時(ランチ)、午後5時~午前0時(ディナー)。土曜日は午前11時30分~午前0時。日曜日は午前11時30分~午後10時。定休日は月曜日(祝日の場合は翌火曜日が休み)。電話098(948)7920。

最終更新:6/2(金) 13:15
沖縄タイムス

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