ここから本文です

小森谷遊歩道に危険箇所 田辺市龍神村

6/2(金) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市龍神村の龍神観光協会は5月30日、日高川源流域にある小森谷の遊歩道や、それに通じる林道で、職員の研修も兼ねて現状調査をした。約7キロを歩いて確認したところ、危険箇所が数カ所あった。

 小森谷には、紀の国森づくり基金を活用して整備した全長約3キロの遊歩道がある。一帯にある自然林は、春には新緑、秋には紅葉が映える観光名所の一つ。滝も幾つかある。

 平安末期、平維盛が隠れ住んだという伝説がある。維盛が落ち延びて自害したことを聞いた彼を慕うお万という娘が、悲しみのあまりおしろいは要らないと渓谷に流したところ、岩の底が白くなったという悲恋の物語もあり、「白壺」と名付けられた所がある。遊歩道沿いには、その案内版が設けられている。

 この日は夏のハイキングシーズンを前に安全を確認するため現地入り。約2時間歩いて遊歩道の路面に傷みがないか見たり、設置されている木の柵や橋の状況を確認したりし、林道もチェックした。その結果、木の橋が流されていたり、土砂が土止めの柵の一部を壊していたりして、5カ所ほど危険箇所があることが判明した。今後、整備を検討する。

最終更新:6/2(金) 17:00
紀伊民報