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イサキの水揚げ本格化 和歌山南漁協

6/2(金) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市の江川漁港で、旬の魚「イサキ」の水揚げが本格化してきた。和歌山南漁協は「紀州いさぎ」の名でブランド化を進めており、同漁協田辺支所(田辺市江川)の羽夫瀬隆さん(42)は「例年に比べるとシーズン出だしは量が少なかったが、着実に増えてきた」と期待を寄せる。

 江川漁港は一本釣りによるイサキの水揚げが県内で最も多く、同漁協の主要魚種の一つ。年中釣れるが、夏が産卵期のため、5月中旬~7月下旬は水揚げが増える。

 「今年は潮の状態の影響からか出足は鈍かった」というが、5月29日の水揚げが260キロ、30日は327キロ、31日349キロと着実に増加。「ようやくシーズンに入ったという感じ。これからに期待したい」と羽夫瀬さん。

 一本釣り専門で、漁師歴50年以上の田中明巳さん(73)=田辺市上屋敷3丁目=は「2月中旬~5月中旬にカツオを釣り、イサキへと移るが、カツオは不振続きで深刻。今年も2、3日しか漁に出ていない。これからのイサキ漁に期待している」と話す。

 同漁協によると、イサキの漁獲量は2016年が42・4トン、15年が42・1トン、14年45・2トン、13年48・7トン。最近10年では09年の68・9トンが最高で、緩やかな減少傾向にある。水揚げは一本釣りによるものが大半を占める。

 同漁協では5月29日から毎年恒例の「紀州いさぎフェア」を開催中。6月3日までの期間中、市内の飲食店18店で「イサキ」の料理が割安で提供される。

最終更新:6/2(金) 17:00
紀伊民報