ここから本文です

米ISM製造業景況指数:着実なペースで拡大、受注好調も生産は減速

6/2(金) 0:48配信

Bloomberg

米製造業活動の拡大は着実なペースに落ち着きつつある。米供給管理協会(ISM)の製造業景況指数は昨年の大統領選以降に急上昇し、ほぼ3年ぶりの高水準に達していた。

ISMが1日発表した5月の製造業総合景況指数は54.9と、前月の54.8からほぼ変わらず。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は54.8だった。同指数では50が活動の拡大と縮小の境目を示す。

項目別に見ると、新規受注指数は59.5と、前月の57.5から上昇。生産指数は57.1と、前月の58.6から低下した。雇用は53.5で、前月の52を上回った。

ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長は電話による記者会見で、「当統計においては、ポジティブな雇用活動を示すかなり強い数字が何カ月か続いてきた」とし、「これは企業がなお真剣に人材を探していることを意味する。この先賃金に圧力がかかる可能性がある」と指摘。「適材を見つけることが難しくなっており、それは生産の数字に反映されている可能性がある。生産指数は今月やや低下した」と述べた。

輸出指数は57.5と、前月の59.5から低下。在庫は51.5で、前月からほぼ変わらず。顧客在庫はわずかに縮小圏となった。

受注残は55で、前月の57から低下。仕入れ価格指数は60.5と、前月の68.5を下回った。

5月は製造業18業種中、15業種が拡大を報告した。

統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Manufacturing in U.S. Settles In at Solid Pace of Expansion(抜粋)

Michelle Jamrisko

最終更新:6/2(金) 0:48
Bloomberg

Yahoo!ニュースからのお知らせ