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英保守党は勢力拡大へ、リード縮小にもかかわらず世論調査会社が予想

6/2(金) 2:30配信

Bloomberg

メイ英首相率いる与党・保守党は8日の総選挙で議席数を伸ばし勢力を拡大する-。ブルームバーグの調査に対し、複数の有力世論調査会社がこのように予想した。最近の世論調査結果では不透明感が目立っているが、これに逆行する明白なコンセンサスが見られた。

投票1週間前の時点で英国の著名世論調査会社6社(ICM、イプソス・モリ、コムレス、オピニウム、サーベーション、ユーガブ)は、いずれも保守党の勝利確率が最大野党の労働党よりはるかに高いとみている。6社のうち5社は定数650の下院で保守党が過半数を40議席以上上回ると予想。1社は最大200議席上回ると予想した。

メイ首相は欧州連合(EU)離脱に当たり強い交渉力を求め、勢力を拡大できると見込んで総選挙実施に踏み切った。当初は世論調査で労働党に対して20ポイント以上の差を付けていたが、差は劇的に縮小。6月1日公表のユーガブ調査ではわずか4ポイントだった。

こうした流れにもかかわらず、ブルームバーグの調査に答えた世論調査会社は選挙がメイ首相の明確な勝利に終わるとの見方で一致した。メイ首相の指導力と経済運営能力についての評価は労働党のコービン党首より高く、議席予測には得票率予想よりもこの指標がより正確な結果を表す実績があるという。また、若者や貧困層よりも高齢者や富裕層の投票率が高いと見込まれることも保守党に有利に働くとみられる。

世論調査会社の予想は保守党が過半数を50-100議席上回るところに集中している。議会解散時は17議席だった。最も強気な予想は50-200議席上回ると見込んでいる。

原題:U.K. Pollsters See May Upping Majority Even as Lead Shrinks (1)(抜粋)

Tim Ross

最終更新:6/2(金) 2:30
Bloomberg