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ジェットスター・ジャパン、成田-上海就航 初の中国本土路線

6/3(土) 8:07配信

Aviation Wire

 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は6月2日、成田-上海(浦東)線を就航させた。エアバスA320型機(1クラス180席)で、週4往復運航する。同社初の中国本土路線となった。

【上海線就航の様子】

 ジェットスター・ジャパンは2016年11月1日に、成田-上海線を今年1月に開設すると発表。ところが1月6日に、浦東空港の混雑悪化を理由に中国当局の就航許可が下りない可能性があるとして、1月23日に予定していた就航を延期し、4月5日に「6月2日就航」を発表した。

 上海は同社の国際線就航地としては、香港と台北、マニラに続く4都市目で、ジェットスターグループとしても初の直行便就航となった。成田発着の国内LCCで、上海へ就航するのは初めて。一方、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は羽田-上海(浦東)線を、2016年11月2日に開設している。

 成田-上海線は、成田を夜出発し、早朝に到着するスケジュールで運航。当初の予定通り、成田からは月曜と水曜、金曜、日曜発、上海からは月曜と火曜、木曜、土曜発で運航する。

 運航スケジュールは、上海行きGK35便が成田を午後10時15分に出発し、翌日午前0時40分。成田行きGK36便は午前2時5分に上海を出発し、午前6時10分に到着する。運賃は片道4980円から。

 ジェリー・ターナーCEO(最高経営責任者)は、直近の予約状況は満席に近いとして「中国と日本の比率は半々にしたいが、中国が多い状況だ」と実情を説明した。週7往復(1日1往復)化への見通しについて、藤岡秀多常務は「(発着枠の)権益を使い切っている状態」として、中国当局が新たに発着枠を配分するまでは難しいとの見通しを語った。

 上海行き初便のGK35便は、乗客163人(幼児1人含む)と乗員7人(パイロット2人、客室乗務員5人)を乗せ、午後10時10分に出発。同23分にB滑走路(RWY16L)から離陸し、上海には3日午前0時30分に到着した。

 藤岡常務によると、客室乗務員は通常4人だが、新規の就航地のため数週間は1人多い5人編成で運航するという。また、中国語を話せる客室乗務員の採用を増やし、上海線だけではなく台北線や香港線に乗ってくる中国語を話す乗客の応対を強化している。

 成田-上海線の就航で、ジェットスター・ジャパンの路線数は国内線16路線と国際線9路線の計25路線となり、21機のA320で運航している。ターナーCEOによると、年末に次の機材を受領する計画だという。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:6/3(土) 8:07
Aviation Wire