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韓国検察が崔被告娘を釈放 地裁が勾留認めず

6/3(土) 8:24配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は3日、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の親友で、国政介入事件の中心人物だった崔順実(チェ・スンシル)被告の娘、チョン・ユラ容疑者について、検察の勾留請求を却下した。

 同地裁は、犯罪加担の経緯や程度、基本的な証拠資料が収集された点を踏まえると現時点でのチョン容疑者の勾留の理由や必要性、相当性を認め難いと説明した。検察はチョン容疑者を釈放し、在宅捜査に切り替えた。

 今年1月にデンマークで不法滞在の疑いで拘束されたチョン容疑者は、先月31日に強制送還され韓国に到着した。検察は帰国便の航空機内で同容疑者を逮捕し、韓国到着後に身柄をソウル中央地検に移して取り調べを行い、2日に勾留を請求した。

 チョン容疑者は、名門・梨花女子大に不正入学した後、在学中は授業に出席せずに単位を取得し、同大学の業務を妨害した疑いがもたれている。

 韓国政府から独立して昨年12月から今年2月まで朴前大統領と崔被告が絡む一連の事件を捜査した朴英洙(パク・ヨンス)特別検察官チームは、梨花女子大の2015年度入試面接で、崔被告の要請を受けた当時の崔京姫(チェ・ギョンヒ)学長(逮捕・起訴済み)や教授がチョン容疑者の点数を操作するなどの方法で体育特待生として合格させ、入学後は授業に出席しなかった同容疑者に単位を与えたとの結論を下した。

 また、乗馬選手だったチョン容疑者は高校在学中に公欠扱いを受けるために大韓乗馬協会名義の虚偽の文書を提出するなど、偽計による公務執行妨害の疑いももたれている。

 検察は、乗馬の訓練費などの名目でチョン容疑者側がサムスングループから受け取った資金を正常な財産に変えようとした犯罪収益隠匿規制法違反の容疑や崔被告との共謀などについても捜査する計画だったが、勾留請求の却下により支障が出ることは避けられなくなった。

最終更新:6/3(土) 10:58
聯合ニュース