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〔突風〕1日から2日にかけて島根・大阪・長野で突風による被害相次ぐ

6/3(土) 5:00配信

レスキューナウニュース

1日から2日にかけて、西日本から東日本で大気の状態が非常に不安定となった影響で、島根県・大阪府・長野県で突風が相次いで発生し、被害が出ています。地元気象台の現地調査による突風の状況は以下のとおりです。

【1日18:00頃 島根県大田市=特定に至らず(JEF0)】
1日18:00頃、島根県大田市で突風が発生し、住宅の屋根瓦がめくれるなどの被害が確認された。
2日、松江地方気象台が現地調査を行ったが、被害や痕跡、聞き取り調査からは突風をもたらした現象を特定できなかった。この突風の強さは、風速約35m/s(日本版改良藤田スケールではJEF0に該当)と推定されている。
なお、この突風の発生に先立ち、島根県西部には1日17:26に竜巻注意情報が発表されていた。

【1日22:20頃 大阪府大阪市東淀川区=特定に至らず(強さ不明)】
1日22:20頃、大阪府大阪市東淀川区で突風が発生し、学校の門扉が転倒するなどの被害が確認された。
2日、大阪管区気象台が現地調査を行った結果、ダウンバーストまたはガストフロントの可能性があるものの、被害や痕跡、聞き取り調査からは突風をもたらした現象を特定できなかった。この突風の強さは不明としている。
なお、この突風の発生に先立ち、大阪府には1日21:32に竜巻注意情報が発表されていた。

【2日01:30頃 長野県軽井沢町大字長倉・中軽井沢=特定に至らず(JEF1)】
2日01:30頃、長野県軽井沢町大字長倉および中軽井沢で突風が発生し、住宅の屋根が飛散するなどの被害が確認された。
2日、長野地方気象台が現地調査を行ったが、被害や痕跡、聞き取り調査からは突風をもたらした現象を特定できなかった。この突風の強さは、風速約40m/s(日本版改良藤田スケールではJEF1に該当)と推定されている。
なお、この突風の発生に先立ち、長野県中部には1日23:26から竜巻注意情報が連続して発表されていた。

◆突風に関する用語解説
・日本版改良藤田スケール
竜巻やダウンバーストなどの突風の強さを、建物などの被害状況から簡便に推定する風速の尺度。従来の藤田スケールに代わり、日本の建築物等の被害状況から推定する「日本版改良藤田スケール」が2016年4月から導入され、JEF0からJEF5までの6段階で表される。
JEF0は風速25~38m/s(3秒平均)で、飛散物による窓ガラスの損壊、物置や自動販売機の移動・横転、園芸施設のビニルなどの剥離、樹木の枝折れといった被害がみられる。
JEF1は風速39~52m/s(3秒平均)で、木造住宅の屋根ふき材の浮き上がりや剥離、軽自動車の横転や走行中の鉄道車両の転覆、鉄筋の入ったコンクリートブロック塀の倒壊といった被害がみられる。
・ダウンバースト
積雲や積乱雲の底から急激に吹き降ろす突風のことを示す。
・ガストフロント
発達した積乱雲から吹き降ろす下降気流の先端と周囲の空気との境界で、この境界線沿いで突風が発生しやすい。

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