ここから本文です

老後の資金、「年金が不安」85.5% 資産形成の投資対象は「株式」「投資信託」が人気

6/3(土) 22:00配信

MONEYzine

 マイボイスコム株式会社は3月1日から5日にかけて、個人年金に関するインターネット調査を実施し、1万1,182名から回答を得た。

 将来の年金の受け取りにどの程度不安を感じているのかを調べると、「不安」の52.3%と「やや不安」の33.5%をあわせ、85.5%の人が不安を感じていた。「あまり不安ではない」は9.5%で、「不安ではない」は4.7%だった。

 そこで、老後の資金作りを目的とした貯蓄や投資の状況を聞くと、「特にしていない」と答えたのは39.6%で、約6割の人が老後のために貯蓄や投資をしていた。具体的な方法を複数選択で聞くと、「定期預金」が29.3%で最も多く、以下、「預貯金(定期預金以外)」の24.6%、「株、投資信託など」の21.5%、「個人年金保険」の19.1%、「生命保険(資産形成のため)」の6.6%、「個人型確定拠出年金」の3.7%、「不動産投資」の2.1%が続いた。

 一方、ロードスターキャピタル株式会社は投資経験がある20代から60代の男女600名を対象に投資に関する調査を実施し、その結果を5月19日に発表した。調査日は3月30日。

 投資の目的を聞くと最も多かったのが「長期の資産形成のため」で、20代の74%から60代の62%まで、幅広い世代が長期的な視点で投資を行っていた。また、「老後の生活資金のため」との回答も多く、20代が40%、30代が31%、40代が40%、50代が54%、60代が55%など、若い世代でも老後を見据えて投資をしていた。

 投資対象について聞いてみると最も多かったのが「株式」で、年代別では60代の77%が最も高く、最も低かったのは20代の59%だった。次いで多かったのが「投資信託」で、50代の58%が最も高く、30代の45%が最も低かった。また、「FX」は20代が29%で最も高かったのに対し60代が10%で最も低くなるなど、世代による違いもみられた。

 気になる投資成績を聞くと、全世代で60%以上の人が通算でプラスになっていた。中でも20代はプラスの割合が79%で最も高く、若年層ほど投資リターンがプラスになる傾向がみられた。こうした結果について同社は、スマホネイティブ世代の20代は長期の資産形成を念頭に分散投資する傾向にあり、結果的に投資の三原則の「分散、長期、複利」を実行しているために通算でプラスになる傾向があると指摘している。

 年金不安がささやかれる中、資産形成の重要性は高まっている。投資成功の秘訣は「分散、長期、複利」にありそうだ。

最終更新:6/3(土) 22:00
MONEYzine