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財津和夫、大腸がん 精密検査で発覚、45周年ツアー中止「心残り」

6/3(土) 5:59配信

デイリースポーツ

 ヒット曲「サボテンの花」「心の旅」などで知られるフォークグループ「チューリップ」の、リーダーでボーカル・財津和夫(69)が大腸がんと診断され、休養することを2日、発表した。5月下旬に体調不良を訴えていた財津は当初、腸閉塞(へいそく)と診断されていたが、精密検査の結果、がんが発覚。グループのデビュー45周年記念ツアー中だったが中止にして、治療に専念する。

【写真】大腸がんの財津和夫 コメント全文

 メモリアルイヤーとあって、精力的にステージをこなしていた人気ボーカリストが病魔に襲われた。チューリップは昨年9月からデビュー45周年記念ツアーを敢行していたが、5月27日に予定していた福島・郡山公演を、財津の腸閉塞を理由に中止することを同25日に発表。治療のために入院した病院での精密検査で大腸がん(下行結腸がん)が見つかったという。

 7月22日に故郷の福岡で千秋楽を迎える予定だったツアーは、残す4公演をすべて中止する。HPなどでコメントを発表した財津は、「しばらくの間ステージ活動を休ませていただき、治療に専念させていただくことをお許しください。チューリップ45周年ツアーもラストスパートに差し掛かっていただけに心残りです」と謝罪の言葉も交え、無念さをにじませた。

 来年2月には古希の誕生日を迎え、「来年にはチューリップの一員として新たなコンサートツアーを開始するつもりです」と前を向き、復帰ステージを見すえた。所属事務所はがんの進行具合については明言せずに、「来年に向けて治療に専念しておりますので、ご安心いただければ」と説明。半世紀近く支え続けてくれているファンのため、再び歌声を響かせる日が待たれる。

 チューリップのメンバーもコメントを発表し、病と向き合うリーダーを勇気づけた。ギター&キーボードの姫野達也(65)は、「45周年ライブを完走できないこと、責任を感じているだろうし、本人が一番悔しい思いでいることでしょう」と財津の胸中を代弁。ベースの宮城伸一郎(61)は「共にステージに立てるよう祈っています」と願って、ドラムの上田雅利(66)は「財津さんが元気に復活を果たし、皆さんとの再会を果たせるよう、日々を大切に重ねる所存です」とファンに思いを伝えた。