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長崎の福祉施設に「まごころ洗車隊」拠点 県内2カ所目、障がい者の賃金向上図る /長崎

6/3(土) 14:20配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 就労継続支援B型事業所「アトリエらぽ」(長与町高田郷)に5月16日、「まごころ洗車隊・長崎長与ステーション」(TEL 080-9141-3622)がオープンした。(長崎経済新聞)

専用ワックス(洗剤)の散布作業

 「まごころ洗車隊」は、就労継続支援A型事業所を手掛ける「フュージョン」(佐世保市)が1月から展開している障がい者就労支援事業。

 同事業は現在、佐世保本隊と長崎長与ステーションのほか、京都洛中ステーション(京都府京都市)、熊本合志ステーション(熊本県合志市)、佐賀木原ステーション(佐賀県佐賀市)、沖縄名護ステーション(沖縄県名護市)の6カ所で展開している。

 「フュージョン」の中村耕司社長は「障がい者の賃金向上のため、収益化事業を長年模索してきた。まごころ洗車隊事業を通じて、自分で稼ぐ喜びを障がい者の人たちに味わってほしい」と話す。

 洗車は手洗いで、使う水は3リットル程度、1台あたりの作業時間は約15分。洗車の際に使うワックスは、カルナウバヤシの葉から作られる「カルナウバロウ」を成分とする天然ワックスを採用する。料金は待機洗車の場合、軽自動車=500円、普通車=1,000円、タイヤワックス掛け=500円。出張洗車にも対応する(別途料金)。

 今年3月から洗車作業の訓練を受けてきた長崎長与ステーションの男性隊員(70)は「洗車が終わった後、ありがとうと言われるのがとてもうれしい」と笑顔を見せる。

 同施設職業指導員の浦川隼さんは「中村社長と同じ思いから参加を決めた。利用者さんが楽しそうに作業する姿に、私自身が励まされる」と話す。

 営業時間は10時~15時(電話受け付けは17時まで)。土曜・日曜・祝日・雨天時休業。要電話予約。

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