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素早く簡単に草取り 芝生用鎌「シバクイーン」販売が好評

6/3(土) 14:00配信

茨城新聞クロスアイ

ひたちなか市長砂でパッションフルーツの栽培・販売を行う飛田忍さん(72)が開発した芝生用の草取り鎌「シバクイーン」の販売が好調だ。L字形に曲がった3本の爪が特徴で、素早く簡単に草が取れると利用者の口コミで評判が広がった。2015年の販売開始から2年余りで累計3500本を売り上げる人気商品となっている。

シバクイーンは長さ約20センチで、3本の爪には頑丈な刃物鋼を使用。部品メーカーで加工したパーツを、元プラント設計技術者の飛田さんが手作業で組み立てる。爪は先端の間隔を狭め、草の根元をピンポイントに捉える構造。徐々に間隔を広くすることで、持ち上がった草が自然に落ち、連続して作業できる。

飛田さんによると、作業スピードは従来の鎌と比べて5~10倍という。芝生以外にも用途が幅広く、砂利を敷いた場所や花壇の花の隙間にも適している。

定年後、パッションフルーツの本格栽培を始めた飛田さんは08年から草取り鎌の開発に着手。50本以上の試作を繰り返し、現在の形を考案した。15年5月に製品化し、特許も取得。16年度の「いばらきデザインセレクション」にも選出された。

価格は1個1950円(税込み)。飛田さんの屋号「パッション飛田」のホームページや店舗、道の駅常陸大宮などで販売する。

飛田さんは「シバクイーンの効果を多くの人に知ってもらえるよう、全国に普及させたい」と意欲を見せる。問い合わせは、飛田さん(電)029(285)6864。 (磯前有花)

茨城新聞社