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独立型ソーラー外灯開発 カメラ付きで常時映像送信

6/3(土) 8:36配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 電気工事や住宅建築などを手掛けるKAKEN(浜松市東区)が、電源や有線の通信回線がない場所に設置できる独立型の「カメラ付きソーラー外灯」を発売した。常時作動し、モバイル回線などを通じて映像を送信する仕組み。内蔵コントローラーを独自開発し、製品化を実現した。

 外灯は高さ3・5メートル。上部のソーラーシステムで発電、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーに蓄電し、柱部分に取り付けた発光ダイオード(LED)照明と小型カメラを作動させる。映像は送信先の端末で見たり録画したりできる。コントローラーでバッテリー残量、発電量、電力消費量などから計算した最適な出力を継続させることに成功した。

 同社によると、カメラと通信の機能が一体になったソーラー外灯は例がないという。事業所や住宅をはじめ、人が行きにくい山間地の施設などへの導入を目指す。夏目憲秀社長は「停電や災害の時にも作動し、明かりを確保できる。設置時も電気工事や通信回線工事が不要」と利点を説明する。

 設置は1日6時間程度の日照時間を確保できる場所を推奨する。価格は税別207万円。照明だけに機能を絞った「スマートソーラー外灯」(同105万円)もある。

静岡新聞社