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国重要文化財「大日如来坐像」 伊豆の修禅寺、33年ぶり修理

6/3(土) 9:26配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 伊豆市の修禅寺の本尊で、国重要文化財の仏像「大日如来坐像」が33年ぶりに修理されることになった。1、2の両日に修理を担当する技術者が訪れ、搬出作業を行った。

 同仏像には漆の剝がれなどの劣化箇所が見つかっていて、確認した文化庁の調査官が修理の必要性を指摘。国、県、市が補助して修理を実施することが決まった。

 1日夕方に京都市の公益財団法人「美術院」の修理技術者3人が訪れ、仏像の梱包(こんぽう)などに取り組んだ。同寺は毎年11月に同仏像の特別公開を行っているため、修理は10月末までに完了する予定。吉野真常住職は「しっかり直って戻ってきてほしい」と語った。

 同仏像は高さ103センチ、膝張り73センチの木像で、運慶一派の仏師・実慶の作。1993年に重要文化財指定された。像内の錦袋からは謎の女性の頭髪が見つかっている。

静岡新聞社