ここから本文です

小田孔明 AONの金言効果! 完全復活へ今季初の予選突破「チョー、うれしいす!」

6/3(土) 6:03配信

デイリースポーツ

 「男子ゴルフ・日本ツアー選手権・森ビル杯・第2日」(2日、宍戸ヒルズCC=パー72)

 雷雲接近でスタート時間が1時間遅れたため、日没サスペンデッドとなり2組6人がプレーを終えられなかった。33位から出た2014年の賞金王で今季不振の小田孔明(38)=プレナス=が1イーグル、4バーディー、4ボギーの2アンダー69で回り、通算2アンダー暫定8位で今季国内試合初の予選通過を確実にした。A・キューが通算7アンダーで暫定首位に立った。

 この男には笑顔がよく似合う。ホールアウトした小田孔は「チョー、うれしいす!長かったなあ」と心の底から叫ぶように感情を言葉にした。

 元賞金王が、今季は極度の不振にあえいでいる。1月のアジアンツアーとの共催試合・SMBCシンガポールオープンこそ予選通過(46位)したが、次戦のレオパレス21ミャンマーオープンから先週のミズノオープンまで7試合連続決勝ラウンドへ進めず、今季国内試合は今週が初の予選通過だった。

 「今まで7試合連続(予選落ち)が最高だったから伸ばすわけにはいかんしね。(今週は)森ビルが(自分の)スポンサーだからうれしいです」

 低迷の原因はティーショットの乱れにあった。「悪いところからセカンドを打つからアイアンもよくない感じ。いろいろ試行錯誤しているけど(脱出は)難しい」と苦境を説明した。

 予選通過のきっかけは3人のレジェンドの助言だった。青木功JGTO会長からは「お前はうまいんだから何も考えるな」、中嶋常には「こういう時もある。あまり考えるな」と言われ、尾崎将には「練習場でお前はゴルフをしていないと言われた。1球集中して打ったらそれがゴルフだと。1球を大事にしろということだと思った」と振り返った。

 決勝ラウンドへ向けては「3人から声を掛けてもらい、頑張ろうと思います。久々(の予選通過)なので楽しみながら回りたい」。レジェンドの言葉をかみしめながら、完全復活へのきっかけをつかむ。