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世界卓球SFは世界女王の丁寧と 平野美宇“再戦”への課題

6/3(土) 12:54配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 新旧交代を印象付ける試合だった。

 女子シングルス準々決勝で平野美宇(17=世界ランク8位)が、シンガポールのフェン・ティアンウェイ(30=同4位)を4-0で下し、ベスト4入りを決めた。3位決定戦がないため平野の銅メダル以上が確定。この種目の日本勢のメダルは48年ぶり。急成長を続ける17歳の前には、2012年ロンドン五輪銅メダリストのベテランも敵ではなかった。3日の準決勝は、石川佳純(24=同6位)を4-1で破ったリオ五輪金メダルの丁寧(26=同1位)が相手。4月のアジア選手権(中国)準決勝で破った世界女王と1カ月半ぶりの再戦となる。ここでも撃破すれば、1969年に優勝した小和田敏子以来の決勝進出となる。

 平野を指導するJOCエリートアカデミーの中澤鋭女子監督(38)は日刊ゲンダイのインタビュー(6月2日付)の中で、「中国は平野を徹底的に分析して調べてきているので、(攻略される)危機感はある……正直、中国選手との差はまだ結構ある。金メダルを取るまでの実力はないですね……中国選手は(想定していた)コースや動きが違った場合、0コンマ何秒の中で考えてポイントを狙うまでの適応力の早さがとても優れている。平野の課題はそういう戦術の熟練性」と語っていた。

「ここまできたら優勝できるように」という平野。アジア選手権の優勝がフロックでないことを証明できるか。

 女子ダブルス準々決勝は、伊藤美誠(16)と早田ひな(16)組が香港ペアにストレート勝ち。16年ぶりのメダルを決めた。