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外国人教育の中核教員養成 浜松市教委が初の研修

6/3(土) 9:49配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 浜松市教委の「外国籍児童生徒指導リーダー研修」が2日、北区の市教育センターで始まった。外国にルーツを持つ子どもの学校教育の中核を担う教員を養成するため、市教委が本年度から始める独自事業。市教委による外国人教育の指導リーダー養成は全国的にも珍しいという。

 研修は、外国人集住地域の学校で、熟練の教員が異動することで起きる弊害が指摘される中、日本語指導や支援の専門知識を持った教員を養成し、学校や地域全体の指導力向上を目指す。計8回の研修会を通し、日本語能力の評価や指導計画の立案、校内の支援体制や関係機関との連携の手法を学ぶ。

 初年度は、小中学校の外国人指導担当教員ら10人が選出され、経験の抱負なベテラン以外に若手教員2人も参加した。

 初回は、外国籍児童生徒の分布状況や市内の支援事業などを市川真弓指導主事らが解説し、校内で活動する支援者の位置付けも再確認。成長の道筋を見据えて支援する「ライフコース」という概念も説明した。

 グループワークでは、指導上の課題を共有した。支援員や他の教員との連携や、外国人指導に対する学校全体での理解促進、保護者への接し方などが課題に上った。

 市教委担当者は「各校で奮闘する教員が少数精鋭で集い、課題解決の情報共有にもつながれば」と期待する。

静岡新聞社