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20連勝の藤井4段 止めるのは誰だ?

6/3(土) 16:45配信

東スポWeb

 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)が2日、第43期棋王戦予選で澤田真吾六段(25)と対局。同一局面が4回現れた時点で無勝負となる千日手が成立して、指し直しとなった対局を155手で制し、自身が持つプロデビューからの公式戦連勝記録を「20」に伸ばすとともに、棋王戦挑戦者決定トーナメント進出を決めた。

 将棋関係者の間で「澤田なら(連勝記録を)止められる」との声も上がっていた注目の対局。途中、追い込まれたが大逆転の末の勝利で、藤井四段は「先行されて厳しくなりました。その後盛り返した場面もありましたが、見落としもあったりして、全体的に苦しい将棋だったと思います」と振り返った。

 次回は7日の「第2回 上州YAMADAチャレンジ杯」で都成竜馬四段(27)と対戦する。勝ち進んだ場合、1日3局を指すことになるが、その場合、3局目の対局相手は戦後最年長となる41歳でプロ棋士となった今泉健司四段(43)の可能性がある。

 今泉四段は宮本広志五段(31)に勝つのが条件で本紙の取材に「まずは目の前の宮本五段に全力で挑んで勝ちたい」とした上で「それで藤井君も勝ち残っていれば『おいしいところが来たぜ』って感じですね」と対戦を待ち望んでいる。

 いまや藤井四段の連勝記録がどこまで伸びるかと同時に誰がストップをかけるかに注目が集まっている。今泉四段は「(藤井四段の)今日の将棋を見てたら10代のうちにタイトルを取るんじゃないでしょうか。プロ棋士としてぜひとも対戦してみたい。実現すれば、真摯な気持ちで挑まないとボコボコにされる」と戦後最年長と最年少デビューの対戦に思いをはせ、最後は「もし勝ったらワイドショーかっさらえるかな」と“メディアジャック”の野望もある。

 プロならば誰もが勝利を目指し、“藤井四段狩り”に燃えるのは当然だが、このプレッシャーをものともせずに快進撃を続ける藤井四段はやはりタダ者でない。

最終更新:6/3(土) 16:45
東スポWeb