ここから本文です

【巨人】村田、350号に王手の3年ぶり4番弾!

6/3(土) 6:04配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人5―6オリックス=延長11回=(2日・東京ドーム)

 東京Dに地鳴りのような歓声が響き渡った。村田の一発が劣勢のチームを勇気づけた。1点を追う7回無死一塁。1ボール2ストライクからの6球目、真ん中低めの直球を振り抜いた。打球は大きな放物線を描いて、オレンジ一色に染まった右中間スタンドに吸い込まれた。右方向への一発に「良いところで、いい仕事ができてよかった。いい打球だった」と振り返った。

 今季3号となる一時逆転とした2ランは、阿部を抜いて交流戦歴代単独2位の54本目のアーチだ。加えて、昨年9月23、24日のDeNA戦(東京D、横浜)以来の2戦連発。「4番弾」は14年の7月5日の中日戦(東京D)以来、約3年ぶりとなった。通算も349号と節目に王手をかけた。

 1日の楽天戦(コボパーク)からバットを指1本分短く持ち、上半身のテイクバックの幅を少しだけ狭めるようにした。始動を早くすることで速球に差し込まれないように対応し、軸足にタメを作ることを意識するフォームに“プチ改造”したことが奏功している。

 この日は仙台からの移動試合。仙台駅のホームではある女性ファンからは「昨日のホームラン、スカッとしました! 次も打ってください」とエールをもらった。照れ笑いを浮かべながら「(DHのない)東京ドームなんで、出ないですよ」と返して、笑いを誘った。冗談をかますだけの気持ちの余裕も少しだけ出てきた。

 試合前には鏡の前で日課としているスイングの軌道確認を行った。「毎回、いろんな攻めをされたら形が崩れる。それを直さないといけない」とイメージするフォームを思い描いて、バットを振った。代打でもスタメンでも関係なし。最善の準備をして試合に臨む努力の積み重ねが結晶となった。

 今季放った3発は全て空砲。背番号25は「同点のところでもう1本打てれば勝てていた」と連敗を止められなかったことを悔やんだ。「1つ勝たないことには次に進めない。頑張ります」。次こそは、勝利に導く一撃を放つ。(長井 毅)

最終更新:6/3(土) 8:05
スポーツ報知

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合6/26(月) 22:25