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【中日】2000安打の荒木、森脇コーチへの「禁断の申し入れ」

6/3(土) 15:55配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 中日―楽天(3日・ナゴヤドーム)

 通算2000安打を達成した中日・荒木雅博内野手(39)は、40歳を迎えるシーズンに不退転の決意で臨んでいた。

 オープン戦期間中の3月だった。荒木は森脇浩司内野守備走塁コーチ(56)のもとへ歩み寄り、今季から野手の起用や作戦面を任されている事実上のヘッドコーチに強い口調で申し入れた。

 「森脇さん。僕にとって、チームの勝利が何より大切なんです。勝つために荒木が要らないと思えば、遠慮なく外してください」

 森脇コーチは、その場では明確な返答を避けた。それでも「言葉を聞いたとき、覚悟を決めているなと感じた。当然のように、荒木の力が必要だと強く感じた瞬間だった」と振り返る。そして「プロである以上、二十(はたち)だろうと四十だろうと、土俵に立てば同じ。プロフェッショナルとは何かを自問自答して、覚悟を決められるヤツはすごい」と、一般論ながら自軍の野手最年長選手をたたえた。

 チームのため俺を外して若い選手を使え―。その願いが聞き入れられれば、すなわち自らはベンチを温め、2軍に追いやられることになる。その結果「引退」の2文字も当然、眼前に迫ってくる。「月並みな言い方だが、彼にとって2000安打は通過点。まだまだ(主力選手としてのキャリアは)続くと思う」と森脇コーチ。名参謀はこれからも、勝利のために荒木の名をメンバー表に書き込んでいく。

最終更新:6/3(土) 16:04
スポーツ報知

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