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【金沢】佐藤、流血なんの2発!首位・名古屋を撃破

6/4(日) 8:05配信

スポーツ報知

 3発で首位撃破だ! 19位のツエーゲン金沢は名古屋と戦い3―2で逆転勝ちした。2―2の後半42分、FW佐藤洸一(30)がこの日、自身2点目となるゴールで勝ち越しに成功。リーグ最少11得点だったチームが、J1で優勝経験もある強豪から今季最多となる3得点を奪い、5月7日以来の勝ち点3をものにした。

「今日は上々」 昇格3年目のツエーゲンが、2010年にJ1を制した名古屋相手に劇的な逆転勝利を収めた。

 主役は佐藤だ。1点リードされた前半ロスタイム。相手GK・楢崎正剛(41)がゴール前で大きく蹴りだそうとしたボールに佐藤が体を投げ出した。右足に当たり跳ね返ったボールはそのまま名古屋ゴールへ。「GKが出しどころを探していた」と、狙って詰めにいった結果のゴールだった。

 2―2の後半42分。再び佐藤がみせた。味方の前線へのボールに追いつくと、ペナルティーエリア内で相手DFをかわし左足でシュート。「コースがなかったけど相手が見えてたんで」。名古屋の元日本代表守護神の股を冷静に抜き、勝ち越しの3点目を奪ってみせた。

 前半終了間際の接触プレーで負傷した頭部をハーフタイムに縫合。92分間プレーし、今季初の1戦2発。佐藤は「前節(対松本0●4)、その前(対福岡0●5)と大量失点して、点も取れてなかった。3点取って勝ったというのは自信になる」と痛みを感じさせない笑顔で振り返った。

 家族と過ごす時間が何よりの力の源だと語る30歳。「食事は食べたいものを食べてます。奥さんの料理は全部好き。休日には子供と一緒にボール蹴りもします」とリラックスして試合に臨めている事が、活躍につながっている。

 ここまでの16試合でリーグ最少11得点だったチームが、首位を相手に今季1試合最多3得点をあげての勝利。最高の形で連敗を止め、5月7日以来(対千葉2●1)の勝ち点3を奪った。佐藤は「今日は上々じゃないかな。でもまだチームは下(の順位)にいる。次、その次としっかり勝てるように準備をしていきたい」と先を見据えた。(尾田 敏成)

最終更新:6/4(日) 8:05
スポーツ報知