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仲代達矢「万雷の拍手」感謝…主演「海辺のリア」初日

6/4(日) 7:03配信

スポーツ報知

 俳優の仲代達矢(84)が3日、東京・テアトル新宿で主演映画「海辺のリア」(小林政広監督)の初日舞台あいさつに出席した。

 上映後の客席に仲代が姿を見せると、満員の観客がスタンディングオベーション。約2分間続いた大歓声と拍手に仲代は感無量。「万雷の拍手、ありがとうございます」と頭を下げた。「老い」をテーマにした同作で仲代は、認知症の疑いがある往年のスター俳優を演じているが、撮影を振り返り「最近、社会や政治の問題でも、高齢者がジャマにされてるんじゃないかと思うこともある。でもこの映画を撮って、老いもまた良きかなと思いました」とかみしめるように話した。

 80代を超えてもなお精力的に俳優業をこなす仲代の役者魂に共演陣も驚嘆。阿部寛(52)は「先輩の俳優さんとご一緒するときに、せりふ覚えがキツくなっているのをお見かけする。今回台本を開いて(せりふ量の多さに)『無理だ。仲代さんの違う面を見ることになるかも…』と思った。でも20ページ、30ページ以上のせりふを一字一句間違いなく話されていた。僕の将来にも希望が見えた」と脱帽し「ですから、弁護士役とか過酷な役を要求しても大丈夫だと思います」と笑わせた。

 また仲代は、今作のPRのために期間限定でツイッターを開設。「私は84歳の独居老人ですが、何百人も何千人も友達ができたような感じがします」とうれしそうに語った。原田美枝子(58)、黒木華(27)らも登壇。

最終更新:6/4(日) 23:19
スポーツ報知