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カセットテープは新しい? 懐かしい? 「アナログ」ブーム拡大

6/3(土) 11:35配信

投信1

「懐かしさ」と「新しさ」でカセットテープが人気

ここ数年、カセットテープが人気だそうです。大手CDショップの中には、カセットテープコーナーを設けるところもあります。都内には中古カセットテープの専門店も新しくオープンしています。

背景には「ラジカセ」世代の懐かしさによるものもあるでしょう。1979年にソニーのポータブルカセットプレイヤー「ウォークマン」が発売されると、渋谷や原宿で、ウォークマンで音楽を聴きながら歩くのが若者にとってあこがれとなりました。

レンタルレコード店でアルバムを借りてきて、好きな曲だけを選んだオリジナルカセットを作るのも楽しかったものです。

ところが最近では、そのような世代ではなく、10代、20代の人たちにカセットテープで音楽を楽しむ人が増えているとか。カセットテープならではのアナログな音を新しいと感じているようです。

欧米では今でも、新譜をカセットテープで発売するミュージシャンが多いようですが、国内でも、ユニコーン、松田聖子、大貫妙子らが数量限定ながら、カセットテープ版を発売しています。TUBEも6月に発売するミニアルバムをカセットテープ版で同時発売するそうです。

レコードやレコードプレーヤーにも新商品が続々

「ノーマルポジション」、「ハイポジション(ハイポジ)」、「メタルポジション」というキーワードを懐かしく感じる人は、カセットテープにせっせとラジオ番組やレコードを録音していた人でしょう。

今では、スマホであっという間に曲がダウンロードできますが、当時は手間も時間もかかりました。

そのアナログの手間をも楽しもうという人が増えています。音楽では、カセットテープに加えてレコード人気が再燃しています。古いレコードだけでなく、新譜もよく売れているそうです。

さらに、注目すべきは、カセットテープ同様に若い世代の人たちの間に、レコードを「新しい」と感じて購入する人が増えていることです。このため、レコードプレーヤーも売れています。

国内外のオーディオメーカーもレコードプレーヤーの新モデルを発売しています。パナソニックはこの5月、「テクニクス」ブランドの新しい高級レコードプレーヤーやデジタルアンプ、スピーカーシステムなどを発売しました。高級オーディオブランド「テクニクス」は、2010年に生産終了していましたが、2014年に復活しています。

ちなみに、最近のレコードプレーヤーは、USB経由でスマートフォンなどに録音できたり、Bluetooth送信機能を備え、Bluetoothスピーカーやヘッドホンを使ってワイヤレスでアナログレコードを楽しむことができたりするものもあります。

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最終更新:6/3(土) 12:25
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