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児童虐待対応1000件超 県内2年連続

6/3(土) 8:53配信

岐阜新聞Web

◆早めの通報増加
 2016年度に岐阜県内5カ所の県子ども相談センター(児童相談所)が対応した児童虐待の相談件数が、前年度比1・4%減の1004件(速報値)で、2年連続で千件を超えたことが、県のまとめで分かった。
 内訳は、暴力などの身体的虐待が400件で最も多く、暴言や無視などの心理的虐待が380件、食事を与えないなどの保護の怠慢・拒否(ネグレクト)が201件、性的虐待が23件と続いた。
 虐待を受けた児童の年齢構成は7~12歳が407件、3~6歳が237件、3歳未満が158件。虐待したのは、実母が540件で全体の53・7%を占め、実父が343件で34・2%となった。
 相談経路は、警察からが224件と最多で、市町村が189件。県内の各市町村が対応した昨年度の児童虐待相談件数は、前年度より13件多い737件だった。
 県子ども家庭課によると、親子の分離を伴う施設への入所や里親への委託は横ばいなのに対し、在宅での面接指導の割合は増加傾向にあるという。同課は「児童虐待に対する意識が高まり、虐待が重篤化する前の軽微な段階で早めの通報が増えている」と分析している。

岐阜新聞社

最終更新:6/3(土) 11:51
岐阜新聞Web