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「今の何?」の不思議を恐怖に ホラーの名手・清水崇監督の新作「こどもつかい」17日公開

6/3(土) 6:01配信

上毛新聞

 ホラーの名手、清水崇監督(前橋市出身)の新作で、市内がロケ地となった映画「こどもつかい」が17日、全国で一斉公開される。清水監督は2日、市内で上毛新聞の取材に応じ、見どころや地元での撮影について語った。

◎CG頼らず表現 前橋撮影多く

 子どもに恨まれた大人が次々に不審死する事件が発生。呪いを受けた恋人を助けようとする記者が、子どもの霊を操る謎の「こどもつかい」に迫っていくという内容。

 「呪怨」シリーズをはじめ、国内外で人気ホラーを手掛ける清水監督が童話「ハーメルンの笛吹き男」に着想を得て、映画初主演の滝沢秀明さんとともに底知れない怖さを感じさせる「こどもつかい」を生み出した。

 恐怖を感じさせる場面では、CGに頼らずにアナログな手法を選択した。「今の何、という不思議さが恐怖につながる。ホラーやファンタジーを描くときこそ、すぐそばで起こりそうなリアリティーが大切」と説明する。

 記者と恋人が襲われるシーンは、JR前橋駅北口の複合施設「エキータ」で撮影した。公開中のオムニバス映画「ブルーハーツが聴こえる」の「少年の詩」も母校・前橋若宮小で撮影するなど、近作は地元でのロケが目立つ。

 「少年の詩は影響を受けたブルーハーツを描くに当たり、心象風景を撮るため地元を選んだ。こどもつかいは見せ方にこだわったホラー。市民の方が見れば、日常を違った角度から捉える楽しみが味わえるはず」とPRした。

最終更新:6/3(土) 6:01
上毛新聞