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広島・福山の横田漁港にマリーナ 7日にオープニングイベント

6/3(土) 20:13配信

山陽新聞デジタル

 広島県福山市内海町・横島の横島漁協は、島内の横田漁港にプレジャーボートやヨット用のマリーナを整備した。一帯を「横田シップステーション」と名付け、7日には関係者がオープニングイベントを行う。漁港内ではプレジャーボートの無断係留などで漁師とレジャー客のトラブルもあり、同漁協は「漁港内の安全確保や島の活性化につなげたい」としている。

 同漁協は新たな収入源確保や島周辺でレジャーを楽しむ人のニーズに応えるため、10年ほど前からプレジャーボートやヨットの有料係留施設を造った。一方で年に数件、漁船との衝突事故が発生している。停泊が有料で認められている場所以外に係留したり、所有者不明のまま沈没したりするケースもあった。現在、届け出がないまま30隻以上が停泊しているといい、沈没したまま処理ができていないボートが2隻あるという。

 事態解決に向け、漁協は3年前からマリーナの新設を計画し、今年1月に県の認可を得た。既存の係留施設を撤去し、新たに漁港南側に桟橋(長さ約154メートル)2基を設けてプレジャーボートやヨット148隻が停泊できるようにした。事業費は約1億1500万円。

 月使用料は6メートル未満5千円、9メートル未満8千円、12メートル未満1万5千円(いずれも税抜き)。漁港内の船舶は既にマリーナに移動し、現在9割ほどが埋まっている。6メートル未満は空きがない。

 利益は組合員に還元する。宿泊施設や飲食店整備などは当面予定していないが、渡辺冬彦代表理事組合長(71)は「自然豊かな島でバカンスを楽しんでもらい、人が集まる島になれば」と話している。

 オープニングイベントは午前10時半に始まり神事などを行う予定。問い合わせは横島漁協(084―986―2008)。