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最も稼いだ9人のヘッジファンド・マネジャー

6/3(土) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

2016年はヘッジファンドにとって厳しい年だった。

eVestmentのデータによると、業界全体のリターンは5.4%。この数字は、S&P500の11.9%の上昇率を大きく下回る。

【画像】最も稼いだ9人のヘッジファンド・マネジャー

データ分析会社HFRによると、業績不振と高額な手数料が原因で、昨年、こうしたファンドマネジャーが運営するファンドから約700億ドル(約7兆8000億円)の資金が流出した。2009年以来、最大の流出額だ。

しかし、こうした事情も世界トップクラスのヘッジファンドマネジャーの稼ぎにはほとんど影響しなかった。

金融情報誌Institutional Investorが最近発表した最も稼いだヘッジファンドマネジャー一覧によると、トップ25のヘッジファンドマネジャーは昨年、合計で110億ドル稼いだ。

大金を稼いだファンドマネジャーの中で、平均以下のリターンしか上げられなかったのは、わずか5%程度のリターンにもかかわらず、6億ドルを手にしたCitadel創業者ケン・グリフィン(Ken Griffin)氏だとニューヨーク・タイムズが伝えた。また、Third Pointの創業者ダン・ローブ(Dan Loeb)氏は、ファンドがちょうど6%のリターンをあげたと発表し、2億6000万ドルを手にした。

確かに、Renaissance Technologiesなど、一部のファンドマネジャーは良い結果を残した。ニューヨーク・タイムズによると、同社のRenaissance Institutional Equities FundとRenaissance Institutional Diversified Alpha Fundは、それぞれ21.5%と11%のリターンを上げた。

トップクラスのファンドマネジャーたちが手にした合計額は例年より減少したとニューヨーク・タイムズは報じたが、それでもInstitutional Investorが初めて発表した2000年に比べると、合計額は2倍になっている。

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