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青い森鉄道、6期連続黒字 線路使用料支払い過去最高に

6/3(土) 11:03配信

デーリー東北新聞社

 青い森鉄道(千葉耕悦社長)は2日、青森市で取締役会を開き、2016年度決算を承認した。当期純利益は314万円で6期連続の黒字。国の財政措置で運行管理等収入が増加したことから、鉄道施設を保有する青森県へ支払う線路使用料は4億3686万円と過去最高となった。

 売上高に当たる営業収益は62億8263万円(前年度比9億1474万円増)、経常利益は3643万円(215万円増)。営業収益は保線やシステム改修が多く、県から受け取る指定管理料が増加したことが影響した。

 本業の鉄道事業を見ると、旅客運賃収入は15億999万円(2億2900万円減)。昨年8月の台風で運休が発生し普通運賃などが減少した一方、JR寝台列車「カシオペア」の特別臨時列車が運行したことに伴う収入があった。通勤・通学定期は売り上げを伸ばし、当初計画を上回った。

 北海道新幹線の開業に伴って貨物列車の機関車付け替えなど同社の業務が増えたため、国は16年度からJR貨物を通じて同社へ年間5億円程度の財政措置を行っている。このため、以前に県から受けていた線路使用料の5億~6億円程度の減免に関し、大半を支払うことが可能になり、16年度の減免額は6451万円に抑えられた。

デーリー東北新聞社