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「恋する灯台」に越前岬灯台を選出

6/3(土) 17:29配信

福井新聞ONLINE

 一般社団法人日本ロマンチスト協会(長崎県雲仙市)と日本財団(東京都)は1日、灯台をロマンスの聖地として認定する2017年度の「恋する灯台」に、福井県の越前岬灯台(越前町血ケ平)をはじめ全国10カ所を選んだと発表した。

 福井県内では昨年度の立石岬灯台(敦賀市)に続き2カ所目の認定。越前岬灯台は1940年3月に初点灯。現在の灯台は耐震のため2008年、旧灯台横に新築した。海抜約130メートルの高台にあり、周辺は水仙畑となっており、灯台越しに広がる日本海や夕日を観賞できる絶景スポットとなっている。

 選考では、奇岩が際立つ越前岬と、その上に立つ白亜の灯台が夕日に染まる空と海のコントラストが、他にはない美しさと評価された。また周囲に群生する越前水仙は、厳しい日本海の冬に甘く清らかな香りを漂わせているとし「人生の厳しい時でも恋する2人で寄り添えば、甘美な時間になることを教えてくれる」と講評している。

 「恋する灯台」は、灯台を地域の観光資源として見直し、幅広い世代の関心を高めようと昨年から始まった。▽恋心を刺激する立地▽空と海の景観-などを基準に選考し、2年間で国内31の灯台を認定した。

 同協会などは今後、観光資源としての灯台の価値を伝えるワークショップや、全国の認定灯台の所在エリアを結ぶサミットを開く予定。越前町や同町観光連盟の担当者らは「認定されてうれしい。PRに活用していきたい」などと話している。

福井新聞社