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ウイリアムズFW14B、1992年のチャンピオン獲得以来初走行。チーム40周年を祝う

6/3(土) 17:06配信

motorsport.com 日本版

 ウイリアムズは今年、F1参戦40周年の記念すべき年を迎えている。これに伴い、チームはシルバーストンに歴代のF1マシンを展示。デモ走行も披露した。中でも注目を集めたのは、1992年のタイトル獲得以来、初めて走行を披露したウイリアムズFW14B・ルノーだった。

【ギャラリー】ウイリアムズ40周年記念イベントの模様

 FW14Bには、ウイリアムズ・ヘリテージ部門のオフィシャルドライバーを務めるカルン・チャンドックが乗り込み、サーキットを数周走行した。

 このFW14Bで1992年のF1タイトルを獲得したナイジェル・マンセルもこのイベントに参加。他にはケケ・ロズベルグとニコ・ロズベルグの親子、マーク・ウェーバー、デイモン・ヒル、パストール・マルドナドらが参加。現役ドライバーであるフェリペ・マッサとランス・ストロールも出席した。

 また、チームの創設者であるフランク・ウイリアムズも、共同創設者のパトリック・ヘッドとともに参列。ウイリアムズは、退院以来初めて公式の場に姿を現した。また、F1オーナーの代表として、ショーン・ブラッチーズとロス・ブラウンもサーキットを訪れた。

 イベントには、FW06、FW07、FW07B、FW08B、FW10、FW11、FW14B、FW15C、FW18、FW19、FW34、FW36などが展示された。

「賑やかで、とても素晴らしい日でした」

 チームの副代表であり、フランク・ウイリアムズの娘でもあるクレア・ウイリアムズはそう語った。

「特筆すべきは、このイベントに訪れてくれたファンの皆さんです。本当にたくさんのファンがここを訪れ、我々とともにチーム創設40周年を祝ってくれました。それは、本当に素晴らしいことです」

「我々はFW14Bを走らせたいと思っていました。でも、1992年以来稼働しておらず、その上非常に複雑なクルマです。そして、設計当時にいた人物や、エンジン関連で働いた人々は、もはや周囲にはいません。だから、これを実現するための作業を行っています」

「長い期間でのクルマの進化を見ると、技術と音の変化、そしてその違いは驚異的です」

「ウイリアムズに貢献してくれたドライバーや、元ウイリアムズの従業員も数多くここに来てくれました。皆さんと再会するのは素晴らしいことです」

 マッサは、6輪車であるFW08Bをドライブし、その感想を語った。

「ドライブするのは楽しかった。ミスファイアがあったので、マシンを止めなきゃいけなかったけど、とっても良かったし、良い感じだった」

「ドライブしていると、6輪車だってことが全く分からなかった。しかし素敵だったよ。グリップは高いし、ギヤボックスも予想以上に扱いやすかった。今日集まった人の数を見れば、ウイリアムズのF1における重要性がわかる。その一部であることは、とても素晴らしいことだ」

 ウイリアムズは、イギリスGPの週末にも、これらのクルマをサーキットに展示する予定だ。そして、FW14BとFW08Bがデモ走行を行うことになっている。また、日本GPの際にもウイリアムズのデモ走行が行われる予定になっており、FW04、FW08、FW11が鈴鹿サーキットを走ることになっている。

Lawrence Barretto