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10日熊本でラグビー日本vsルーマニア「一足早くW杯気分を」本番で対決有力 大会組織委・徳増氏に聞く

6/3(土) 13:06配信

西日本スポーツ

 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で8強以上を目指す日本代表が10日、W杯会場となる熊本市のえがお健康スタジアムでルーマニア代表とテストマッチを行う。5月にW杯組み合わせ抽選会があり、1次リーグA組の日本は本番でもルーマニアとの対戦が有力視される注目カード。福岡市のラグビースクールで指導経験もあるW杯日本大会組織委員会事務総長特別補佐で、アジアラグビー会長も務める徳増浩司氏(65)に、W杯に向けた見どころや意義、アジアラグビー界で期待される九州の役割など聞いた。

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 -W杯1次リーグA組の日本(世界ランキング11位)は、ルーマニア(同16位)が出場権を争っている欧州予選の勝者とも対戦する。イングランドやウェールズなど強豪国は出場しない今年と来年の欧州選手権での総合成績の最上位(出場権を得ているジョージアを除く)が出場権を獲得する。

 「今年の欧州選手権はルーマニアが1位。今の状況とこれまでの実績からルーマニアが有力。熊本でのテストマッチはW杯の前哨戦という重要な意味を持つことになった。一足早くW杯気分を味わえるのが見どころの一つだ」

 -W杯会場の熊本で開催される意義は。

 「京都迎賓館で行われたW杯の組み合わせ抽選会が5月に終わったばかり。余韻が残るうちにラグビーどころの九州から盛り上げ、W杯への機運醸成につなげたい。W杯までに全国12会場で1度は日本代表戦を行いたいと考えている。熊本では、W杯前の最後の日本戦となる可能性は高い。熊本地震で甚大な被害を受けた地元の方々に励みになるような熱いプレーを期待したい。ぜひ九州一円から足を運んでほしい」

 -運営側にとっても大事な予行演習になる。

 「W杯を統括するワールドラグビーの担当者も視察に訪れる。われわれ組織委員会スタッフも数多く出向き、貴重なシミュレーションになる。ワールドラグビーは地震の影響も気にするだろうが、しっかりとした運営ができることを証明したい。会場となる福岡や大分の関係者もこの機会を活用してW杯のイメージを膨らませてほしい」

 -ラグビーに関心のない方にも魅力を伝えるチャンスになりそうだ。

 「W杯では、試合だけでなく会場周辺にはファンゾーンが設けられ、数多くのイベントが行われている。今回のテストマッチでも3日には熊本県益城町で小学生を対象にした日本代表選手のラグビー教室が行われる。4日は福岡市の大丸福岡天神店でトークショーが予定される」

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最終更新:6/3(土) 13:06
西日本スポーツ