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吉沢亮、『トモダチゲーム』に“速攻負ける”自信「ウソが下手なんです」

6/3(土) 7:20配信

クランクイン!

 『仮面ライダーフォーゼ』シリーズの朔田流星/仮面ライダーメテオ役で人気を博し、以来、順調にスター街道を歩んできた俳優の吉沢亮。とくに今年は、『ラストコップ THE MOVIE』『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』と話題作への出演が続き、中でも最新主演作『トモダチゲーム 劇場版』で見せた主人公・片切友一のミステリアスな演技は、彼の内に秘めた魅力を存分に引き出している。“人間の本性”が露(あらわ)になる本作に、吉沢はどんな思いで臨んだのだろうか?

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 本作は、累計100万部を突破した原作・山口ミコト、作画・佐藤友生による人気コミックを、テレビドラマに続き実写映画化した青春サスペンス。仲良し高校生グループが高額の借金返済ゲームに巻き込まれ、“友情をとるか、お金をとるか”疑心暗鬼が渦巻く中、激しい心理戦と頭脳プレーを繰り広げる姿をスリリングに描く。『2ちゃんねるの呪い』シリーズの永江二朗監督のもと、内田理央、山田裕貴、大倉士門、根本凪、久保田悠来ら注目の若手俳優競演も見どころだ。

 今回、吉沢が演じるのは、ゲームに勝つためなら手段を選ばない謎めく主人公・片切友一。オファーを受けた際、俳優としてかなりのプレッシャーを感じたというが、「“お金”と“友情”というリアルでわかりやすいテーマがベースにあるので、原作はすごく面白かったのですが、同時に、役者の力量が作品の成否を左右するというか、(駆け引きの部分で)演技の技術的な面が試されそうで…。正直、これは大変だなと思いました」と述懐する。

 とくに片切の“スイッチ”が入ったときの表情は、永江監督と入念に話し合ったそうだが、「原作通りに表現するか、もっとリアルな表現にするか、いろいろ意見交換する中で、やはりここは原作のように“ガラっと変わる片切”のほうが面白い、ということになって。次回作『トモダチゲーム 劇場版2(仮)』で“ゲス顔”を見せる瞬間はMAXで演じているので、そちらも楽しみにしてほしい」と自信をのぞかせる。


 ところで、片切はゲームを支配する強者だが、もしも吉沢本人が『トモダチゲーム』に参加したら、どんな状態に陥るのだろうか?「速攻、負けます(笑)。一度誰かを疑ったら、その人しか目に入らなくなるし、別の角度から物事を見ることができないので、きっと真犯人を見逃してしまうと思う」と分析。「逆に自分が裏切っていたら、絶対、顔に出てしまう。ウソが下手なんですよ。映画に登場するキャラクターで言えば、(根本演じる)ゆとりちゃんかな。誰かに守ってもらわないと何もできない」と完敗を予測した。

 2016年の映画『さらば、あぶない刑事』で舘ひろし、柴田恭兵らベテラン俳優と共演し、「役者として力不足だった」と猛省していた吉沢。あれから1年半、自身の気持ちの中で、明らかに変わった部分があるという。「これまでは自分の芝居のことばかり考えていたんですが、全体を見ながら撮影に臨めるようになりました。とくに本作は“主演”ということもあって、“みんなで作品づくりに参加している”という意識が強かった」と目を輝かせる。

 「自分がどれだけ成長したかはわかりませんが、カッコイイ先輩の姿を見たり、さまざまな現場で経験を積みながら、“いいもの”を“いいもの”とわかるセンスをこれからも磨いていきたい」と謙虚に語る吉沢。本作をはじめ、話題作が立て続けに公開される今年の活躍を、まずはじっくりと見届けたい。(取材・文・写真:坂田正樹)

 『トモダチゲーム 劇場版』は6月3日よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開。第2弾『トモダチゲーム 劇場版FINAL』は2017年秋に公開予定。

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