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砺波工 競り負ける 北信越高校野球 高岡商は4日、星稜と対戦

6/4(日) 0:37配信

北日本新聞

 第136回北信越地区高校野球大会は3日、新潟県のハードオフエコスタジアム新潟と三条パール金属スタジアムで開幕した。初日は1回戦4試合が行われ、春季富山県大会準優勝の砺波工は中越(新潟2位)に4-6で競り負けた。4日は同優勝の高岡商がエコスタジアム新潟で星稜(石川2位)と準々決勝を戦う。試合開始は午前10時。

 砺波工は一回、2死二塁から斎藤の右中間への適時三塁打で先制。逆転を許した後は四回に寺と三山の連打、六回には代打・升山の左前打で得点したが、及ばなかった。

 大会には富山、石川、福井、長野の4県の代表各2校と開催県の新潟代表4校の計12校が出場。決勝は6日午前10時からエコスタジアムで行われる。


 【評】砺波工は得点機であと一本が出ず惜敗した。先発のエース北野が4回5失点と誤算。2番手の藤澤が五回以降を1失点でしのいだだけに、序盤の失点が痛かった。4失策と守備も乱れた。打線は斎藤、三山が2安打を放つなど勝負強さも見せたが、五、七回にあった無死一、二塁の好機では得点できなかった。

 中越は鋭いスイングで四回までに9安打を浴びせ、試合の主導権を握った。 (野村)


■エース北野雪辱誓う

 「調子は悪くなかった…」。砺波工のエース北野は肩を落とした。「低めに投げて一つ一つアウトを取る」と意気込んで臨んだマウンド。だが走者を背負うと、焦りからかボールが少し高く浮いた。

 昨夏の新潟王者・中越の打者はそれを見逃してはくれない。「甘いコースはどんどん振ってきた」。先制点をもらった直後の二回に4長短打を浴びて3点を失うと、四回にも3連打で2点を奪われた。

 春の県大会では2回戦の富山商戦で完封、準決勝の高朋戦では1失点完投し、準優勝の立役者となった右腕。直球にスライダー、フォークを効果的に織り交ぜ、打たせて取る投球が持ち味だ。村井実監督は「県大会後から肩の疲労がある。きょうも本来の球威ではなかった」とエースをかばった。

 2番手の藤澤が好投し、打線も7安打4打点を記録するなど、チームとしては収穫もあった試合。それでも夏で勝つには背番号1の復調が絶対条件だ。北野は「体づくりを徹底的にやる。体重を増やして球速も上げたい」と挽回を誓った。 (社会部・野村達也)

北日本新聞社

最終更新:6/4(日) 0:37
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