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自然観察ガイドブック改訂 田辺市

6/3(土) 16:45配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市は「自然観察ガイドブック」(A5判、60ページ)を18年ぶりに改訂した。写真や図で、旧田辺市の自然環境や特徴的な生物を解説。観察コースも地図付きで紹介している。市環境課は「自然に触れ、生命や環境について考えるきっかけになればうれしい」と話している。

 ガイドブックは生物学者で、熊野の森の復活を目指す「いちいがしの会」の初代会長を務めた故・後藤伸さんが中心となって1999年に作成した。自然を取り巻く環境が変わったことから一部を改訂。新たに500部を作った。

 改訂により、生物の紹介文と写真が一目で分かるように紙面を工夫。写真の一部も新しいものに差し替えた。話題になることが増えた外来動物としてアライグマ、ハクビシン、ミシシッピアカミミガメ、アフリカツメガエルなどの説明を追加した。

 田辺を特色づける生物として、植物ではマツバランやキノクニスゲ、昆虫ではムカシトンボ、クチキコオロギなどを紹介。後半生を同市で過ごした世界的な博物学者、南方熊楠が調査研究した粘菌も写真付きで掲載している。

 ガイドブックは市の自然観察教室開催時に販売する。市環境課と市ふるさと自然公園センター(稲成町)でも販売している。250円。データ版は市環境課ホームページ(HP)に掲載している。

最終更新:6/3(土) 16:45
紀伊民報