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災害時に役立つアートを 中学生が考える

6/3(土) 16:46配信

紀伊民報

 防災学習に力を入れる和歌山県田辺市の新庄中学校では本年度、3年生50人が災害に役立つアート作品を考える。美術の授業でアイデアを出し、防災学習「新庄地震学」で美術班が模型にする。地域住民も加わり、取り組みを応援している。

 環境とともにある作品、アートと防災が融合する町づくりをテーマに、地域に愛着を持とうと取り組む。「新庄地震学」は6月中旬から各班に分かれて始める。模型は地域の子どもや大人に見てもらって、うまくいけば実用化につなげたいという。

 2日にあった1回目の美術の授業では、市立美術館の三谷渉学芸員(46)から環境デザインについて学び、作品の例を見ながら個々にアイデアを膨らませた。その後、新庄公民館長や市消防本部職員、建築士ら地域の人を交えた班に分かれ、意見をまとめて発表した。

 普段はイルミネーションだが、災害時に避難路を点灯する照明になるもの、普段は子どもの遊び場だが、災害時に避難所になる建物などのアイデアが出た。

 美術の授業は全3回。今後は設置する場所を考えたり、新庄地域ならではのデザインにしたりする作業を個々でし、新庄地震学に引き継ぐ。

最終更新:6/3(土) 16:46
紀伊民報