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手作りでテント婚、能登のカップル 3日に七尾マリンパーク

6/3(土) 1:34配信

北國新聞社

 七尾港に面した七尾マリンパークで3日、海外で人気の屋外での「テントウエディング」が行われる。テント約30張りが並び、約500人が参列する大規模な結婚式となる予定で、新郎新婦の友人ら約20人でつくる実行委員会が半年前から準備してきた。手作りの式には会社経営森山明能(あきよし)さん(33)=七尾市=と大西友世さん(33)=珠洲市=が臨み、七尾の海に愛を誓う。

 七尾マリンパークは、七尾港を中心にしたまちづくりを目指す七尾青年会議所の「七尾マリンシティ構想」の活動拠点で、明能さんの父外志夫さんが1988(昭和63)年に初代実行委員長を務めたイベント「能登国際テント村」の会場だった。森山さん一家にとって、思い入れの強い場所だ。

 明能さんの妻となる友世さんも、手作りの式を望んでいた。35年前に結婚した両親は地元青年団の協力を得て、市の公共施設で式を挙げた。当時は大勢の招待客を集めた豪華な披露宴が一般的だったため親族からは反対されたが、アットホームな雰囲気の式は両親の大切な思い出だという。

 そんな両家の逸話をなぞらえた式にしようと、友人らが実行委員として計画を練り、「能登婚礼テント村」と名付けた式を準備した。約30のテントを張り、二人の友人が地元の食材を使ったすしやイタリア料理などを振る舞う。当日は総勢約50人がボランティアで運営に携わる予定だ。

 明能さんは「木遣(や)り唄など地元の人のイベントも目白押し。思い出に残る式にしたい」と話した。友世さんは「多くの人が携わってくれている。周囲の人を大切にしたいと改めて感じた」と本番を心待ちにした。

北國新聞社

最終更新:6/3(土) 1:34
北國新聞社