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青のジェット風船が合図! 水戸が“ラッキー7の攻撃”でクラブ新記録10戦無敗

6/3(土) 15:11配信

ゲキサカ

[6.3 J2第17節 水戸2-0大分 Ksスタ]

 13位の水戸ホーリーホックがホームで7位大分トリニータに2-0で完勝した。今季初の連勝を飾ると同時に、クラブ新記録の10試合負けなし(4勝6分)を達成。敗れた大分は4戦未勝利(2分2敗)となった。

 水戸は前節の熊本戦(3-2)から先発1人を変更。MF白井永地に代わり、MF佐藤和弘が4試合ぶりにスタメン起用された。布陣は前節2ゴールのFW林陵平とブレイク中の19歳FW前田大然が2トップを組む4-4-2。また、5月29日に鹿島からの育成型期限付き移籍が発表された21歳GK小泉勇人が加入後即ベンチ入りとなった。

 一方、大分も前節の岡山戦(1-1)からのスタメン変更は1人。MF國分伸太郎に代わり、FW吉平翼が今季初先発・初出場を果たした。フォーメーションは開幕から17試合連続で3-4-2-1。吉平は2シャドーの一角に入った。

 現在クラブ最長記録となる9戦無敗(3勝6分)の13位水戸。勝ち点3差で7位につける大分を叩き、上位争いへの足がかりとしたい一戦だったが、前半は五分五分の展開となった。

 互いにセットされた守備では隙を見せず、チャンスが多く生まれたのは守から攻に切り替わった瞬間のプレー。前半6分、大分はカウンターから中央のFW後藤優介が左の吉平に展開し、リターンをもらってPA手前中央から右足でシュートを放つ。しかし、体勢を崩したこともあり、GK笠原昂史を慌てさせるまでには至らなかった。

 前半17分には水戸のDF福井諒司が自陣から左足でロングフィード。素早い切り替えで左サイドを駆け上がっていたMF外山凌が受け、カットインからPA手前左で右足を振り抜くが、低空のシュートはゴール左外にそれていった。

 前半の中盤からは水戸が主導権を掌握。前半22分、高い位置で林がスライディングを仕掛け、右サイドに流れたボールを拾ったMF佐藤和弘がクロスを送る。すぐに立ち上がってゴール前に走り込んだ林が、反転しながら左足のヒールで合わせるも、シュートは枠外。同28分にはMF橋本晃司の右CKから林がヘディングシュートを放つが、ゴールをとらえることはできなかった。

 守勢だった大分は前半34分、MF川西翔太を起点にカウンターを繰り出し、左サイドの吉平がボールを受ける。今季初スタメンの30番は中央に持ち出しながら右にパスを出し、PA内右に走り込んだMF岸田翔平が右足でダイレクトシュート。しかし、強烈な一撃はクロスバーの上を通過した。大分は徐々に川西やMF鈴木惇が前を向いてボールを持つ場面が増え、それに呼応して前線の動き出しも活発になったが、得点には結びつかず。前半はスコアレスで終了した。

 ハーフタイムが明け、後半開始のホイッスルが鳴ると、ホームの水戸サポーターが青のジェット風船を一斉に発射。前半の終盤から相手に流れを渡していた水戸だったが、期待に応えるべく攻勢を仕掛けていく。後半4分、敵陣で体を張ってボールを奪った橋本が左の外山につなぎ、自身はゴール前へ。PA内左から外山がマイナスに出したパスに走り込み、至近距離から左足でシュートを打つが、GK上福元直人に右足で阻まれた。

 その後は再び大分のペース。FW伊佐耕平が後半9分にPA手前中央から右足でシュートを放ち、同12分にはDF竹内彬の折り返しに右足で合わせるが、いずれも枠をとらえられず。さらに同31分、途中出場していたFW三平和司のボール奪取からPA内右の伊佐が横パスを出し、三平が右足でシュート。右ポストに嫌われ、跳ね返りに反応した後藤が右足のボレーで狙うが、ゴール右に外してしまった。

 水戸は劣勢の時間帯を耐えると、後半35分に待望の先制ゴール。大分GK上福元が無理につなごうとしたパスを佐藤がカットし、PA内右から右足で折り返す。最後はフリーの前田が左足で無人のゴールへ押し込み、均衡を破った。前田は4試合連続となる今季7得点目。サポーターのジェット風船効果もあり、前田の“ラッキー7”のゴールで水戸が勝利に近づく。

 勢いに乗る水戸は後半43分に追加点。再び敵陣でボールを奪った流れからPA内右の佐藤が折り返し、中央のMF白井永地が左足で合わせる。ジャストミートしなかったが、ファーに流れたボールを林が左足でプッシュし、2試合連続となる今季9得点目。これで勝負を決定づけ、2-0の完封勝利で無敗を10に伸ばした。

最終更新:6/3(土) 15:28
ゲキサカ

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