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稀勢の里が復活!山響部屋開きで横綱土俵入り…故・北の湖前理事長に恩返し

6/4(日) 18:15配信

スポーツ報知

 大相撲の山響部屋の部屋開きが4日に行われた。15年11月に亡くなった先代師匠の故・北の湖前理事長(元横綱)の部屋を山響親方(元幕内・巌雄)が継承。旧北の湖部屋の建物を使用してきたが、先代の一周忌を待つ形で新たに部屋を新築した。4月29日に江東区清澄から東砂への引っ越しを済ませていた。

【写真】綱を締めて記念撮影する稀勢の里

 部屋開きには同じ出羽海一門の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)、出羽海親方(元幕内・小城ノ花)、境川親方(元小結・両国)に貴乃花親方(元横綱)も出席した。生前の北の湖前理事長が目をかけていた横綱・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が土俵入り。太刀持ちに宇良、露払いに徳勝龍を従えて雲竜型を披露した。山響親方は「感慨深いものがあります。まさか自分の部屋で横綱(稀勢の里)が土俵入りをしてくれるとは…」と自らの門出と合わせるように日本人横綱が誕生した“縁”を実感した。

 部屋は敷地面積が71坪の3階建て。きれい好きな師匠の意向が反映されて、1階に稽古場とチャンコ場、風呂場を設置。2階以上に砂が上がらないように設計されている。2階の大部屋にもロッカーを備え付けてある。調理師の資格を持つおかみさんの、まなみさんがチャンコのメニューをアドバイスするなど力士の生活面でも細心の配慮がなされているという。

 稽古場には北の湖親方の威厳ある表情の写真が飾られている。「先代は人を育てると常々言っていた。社会に出ても恥じない力士を育てることが自分の役目です」と決意も新た。昭和の大横綱の遺志を受け継いだ部屋が本格的に始動した。

最終更新:6/4(日) 18:26
スポーツ報知