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函館大有斗4番・西田、やっと出た初安打がV打!6年ぶり頂点あと1勝

6/5(月) 8:04配信

スポーツ報知

◆春季全道高校野球 ▽準決勝 稚内大谷2―4函館大有斗(4日・札幌円山)

 函館大有斗は4―2で稚内大谷に逆転勝ち。5回の西田健人一塁手(2年)の適時二塁打など2年生クリーンアップのバットが要所で火を噴き、6年ぶりの決勝に進んだ。2年ぶりに決勝進出の駒大苫小牧と対戦する。

 函館大有斗の“眠れる主砲”が、やっと目を覚ました。1点を追う5回。2死一、二塁の好機で、4番・西田の打球が右中間を真っ二つに割った。逆転の2点適時二塁打。浅井が右前適時打で続き、2年生の連打で主導権を引き寄せる3点をもぎ取った。

 「真ん中にきた変化球。初球から思い切り振ろうと思ってました」。胸のつかえが取れた西田に、初めて笑みが浮かんだ。4番に座りながら遠軽戦、北照戦とも無安打で蚊帳の外。今大会13打席目にして生まれた初安打は、決勝打となった。

 大物だ。1年春から起用され、「度胸がある」と片口伸之監督(37)が今春から4番に指名。北照戦ではバント指令を拒絶したほど強い覚悟がある。これまでは体が開いてバットが下がり気味に出ていたが、「ボールを引きつけ上からかぶせるように」を心掛けた。北照戦後はチャーハン2人前と大盛そばを「やけ食い」してストレスも発散。自己流でトンネルを脱出した。

 9回には新出篤史捕手の左前適時打からダメ押しの4点目につなげ、9安打されながらも粘投を続けるエース成田佑太郎ら先輩を中軸の2年生トリオが支えた。「前の試合でも成田さんに助けてもらっていた。決勝も自分のバットで勝ちにいく」。2、3年が一枚岩になり、“逆転の有斗”が6年ぶりの頂点にあと一歩と迫った。

(石井 睦)

最終更新:6/5(月) 8:04
スポーツ報知

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