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首長や知事支援要望 交通網充実など 12市町村有識者検討会

6/4(日) 10:33配信

福島民報

 3日に福島市の杉妻会館で開かれた12市町村の将来像に関する有識者検討会では、各市町村の首長らから公共交通網の充実や学校再開などさまざまな要望や意見が上がった。内堀雅雄知事は市町村によって異なる復興の進捗(しんちょく)状況に応じたきめ細やかな支援を国に求めた。
 検討会は終盤を除き非公開で開かれた。復興庁によると、首長らからは営農再開やロボット産業振興に向けた支援を求める声や医療・介護サービスの充実に関する意見が出た。内堀知事は福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の具体化に向けた協力や帰還困難区域内に整備される特定復興再生拠点に関する支援、中長期的な予算の確保などを要望した。
 有識者からは、福島県を障がい者スポーツの中心地とすべきとする声や全県一丸となった農産物ブランドの確立、教育と産業の連携強化などに関する提案が出た。
 閉会後、吉野正芳復興相(衆院福島県5区)は「関係省庁や福島県、市町村と連携して復興の取り組みを進める」と力を込めた。検討会では、12市町村の中長期的な取り組みを時系列で記した工程表の改訂版を承認した。

福島民報社

最終更新:6/4(日) 11:00
福島民報