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<写真報告>意外と多様な北朝鮮庶民の食事 (2) 人造肉ってなんだ? 一番人気の大衆食の正体とは(写真4枚)

6/4(日) 6:30配信

アジアプレス・ネットワーク

韓国や日本に住む脱北者たちが口を揃えて、「食べたい故郷の食材です」というのが「人造肉」だ(「インジョコギ」と発音する)。

【関連写真を見る】 これが庶民のタンパク源「人造肉」だ(写真3枚)

大豆油の絞りかすを固めてローラーで伸ばして乾燥させたものだ。北朝鮮では肉が貴重品。肉のような食感でタンパク質が豊富なので「人造肉」と名付けられたのだそうだ。

片手ほどの大きさに切った「人造肉」の中にご飯を詰め、辛い薬味で味付けした「人造肉ご飯」は、全国どこの露天食堂でも人気メニューだ。

北朝鮮から日本に運んだ「人造肉」を調理して食べてみた。数センチに切って水にしばらく浸し、野菜と豚肉と一緒に辛く炒める。大豆の香りが微かに漂う。食感は麩のようだ。なかなかおいしい。

韓国に入国した脱北者は累計3万人に及ぶ。北朝鮮から中国を経て持ち込まれた「人造肉」が評判になり、今では脱北者が多く住むに仁川市などに「人造肉」を売る食品店が数多く出現して人気を博している。(石丸次郎)

←ホースのように巻かれているのが「人造肉」。2012年8月咸鏡南道高原郡にて撮影キム・ドンチョル(アジアプレス)

←「人造肉」はキロ単位、あるいはメートル単位で販売されるという。2008年8月平壌市郊外で撮影チャン・ジョンギル(アジアプレス)